7. プーノへの道

 第6日は、アンデスの山々を車窓に眺めながらチチカカ湖のほとりの町プーノへ向かいます。
クスコからプーノへは約380km。 列車も有るのですが、便数が少なく、12〜13時間かかるためバスで移動。 バスだと6〜7時間と列車の半分の時間。

 旧クスコの町の城壁と入口・出口の遺跡。 石を積み上げて作って有ります。 黒い斜めの薄い点線のように見えるのは階段。
 ウルバンバ川の源流の1つ。
 温泉が湧き出ているそうです。 良く見ると建物の横や、近くの流れから湯気が立ち昇っている。
 クスコ大学のアルパカ研究所。
 リャマやアルパカは、このように大学で研究・保護されている。
 今回の旅行での最高地点、ララヤ峠。標高4335mで富士山山頂よりもかなり高い。 民族衣装を着たインディへナとリャマ、アルパカと記念撮影。
 周りには何も無く、民家も無いのに、ここでは露店で土産物を売っていたり、リャマ、アルパカを連れて写真に応じてくれたりする人が居ます。 何処からどうやって来て、夜は何処へ帰るのだろう?。
 川のほとりでオニギリ弁当。
 この付近には食堂も民家も無いので、前もってホテルで準備してもらったオニギリ弁当を食べました。 ご飯がお餅のように粘っていて、日本製オニギリとはちょっと違った味でしたが、このような雄大な自然のなかで食べると美味しく感じるものです。
 プーノまで乗ったバス。
 オニギリ弁当を食べるために道路わきに停車しているのですが、周りには何も有りません。 道路を走っている車もほとんど無く、時々横をトラックが通り過ぎていくのみ。
 バスの運転席とドライバーのマリオ。
 交通量は多くないのですが、道路はそれなりに舗装されていて、車は100km/h近いスピードで走っても、快適な乗り心地です。 ただ時間が長いので、体を動かさないと疲れてきます。
 やっとチチカカ湖が見えてきました。
 プーノの町も標高3800mで、富士山より少し高い。
 チチカカ湖は琵琶湖の12倍もある大きな湖で、汽船の就航している湖では最高地点にあるそうです。 こんな大きな船が停泊していました。
(この船に乗ったわけでは有りません。)