5. マチュピチュ遺跡

 3日目と4日めにマチュピチュ遺跡を訪れました。 3日目はガイドの方に説明してもらいながら遺跡の中を巡りました。

 これは列車の到着地であるアグアス・カリエンテスからマチュピチュ遺跡へ登るバス。 このバスで約30分?、ほど登ると遺跡の入口へ到着します。
 ここは遺跡の入口。 ここでチケットを見せ中に入ります。
 標高は約2400m。
 朝の列車がついた時間は、マチュピチュもラッシュアワー。 幻の空中都市も今や普通の観光地です。
 遺跡に入ると、多くの人が、まず遺跡の全貌が見渡せる見張り小屋の方に登って行きます。
 このあたりが定番のマチュピチュ全体が見える場所。
 とりあえず家族で記念撮影。
 マチュピチュというのは、元々は山の名前。 「老いた山」という意味です。マチュピチュ山はこの写真の反対側(後ろ側)に有ります。 これに対し、正面に見えるのがワイナピチュ山。 「若い山」という意味です。 マチュピチュ遺跡はこの2つの山の間の尾根の部分にあります。
 この写真は、農業地区(段々畑)から住居地区を眺めたところ。 たくさんの家が見えますが、屋根は全てなくなっています。 右側の小高い丘の上に、日時計ではないかと言われているインティ・ワタナがあります。
 見張り小屋(奥に見える建物)と、葬儀用の一枚石。
 農業地区から居住地区へ入る門。
 家の構造。屋根を結びつけるための突起が、石の壁から出ている。 この写真では見えにくいのですが、壁の斜面側にも突起があり、そちらの突起には、紐を通すような穴が開いています。
 地面に図を書いて一生懸命説明してくれる、ガイドのアレックス。
 太陽の神殿。
 この曲線的な石積みは、クスコにあった太陽の神殿(サント・ドミンゴ教会の下半分)と良く似ている。
 3つの窓の神殿。 母なる大地への儀式の場であったと考えられている。
 インティワナ「太陽をつなぎ止める石」といわれている岩。 日時計であるという説もある。
 水汲み場。
 遺跡は尾根の上にありながら、ここでは常に水が出ている。 マチュピチュ山の方から地中に水路を作って水を引いていると思われるが、具体的に何処から引いているのかはまだ分かっていないとのことです。
 陵墓。
 太陽の神殿の下に、このような空間があり、遺体置き場となっている。 ここから遺骨が発見されたそうです。

 中央広場。
 遺跡の中央には大きな広場があり、リャマ、アルパカが放し飼いにされている。
 住居地区から農業地区を見たところ。段々畑の端に管理小屋が並んでいる。 これらの管理小屋の屋根も復元されたものだそうです。

 なお、以前は遺跡からアグアスカリエンテスへ下る道路に、グッバイボーイが出たそうですが、今は禁止されているとのことでした。 バスの便が多くなりすぎて、危険になったためか?。