4.10 第10期(2001年10月〜12月)

 今期は金箔、銀箔で模様を付けた物をたくさん作ってみました。

 2002年の干支である馬の置き物を作り、写真に撮って年賀状にしようと思ったのですが、なかなか難しく、3週間くらい練習したのですが、全て失敗、結局馬はあきらめました。

作品No.248, 作品No.249

泡模様入り花器
 底の厚い部分に大きな泡が入っているのが見えるでしょうか。左の透明の花器は、底にドーナツ状の泡、円盤状の泡が交互に計4つ入っている。
 右の褐色の花器は、内壁が瓢箪のように2ケ所でくびれていて、そのくびれた部分の周りにドーナツ状の泡2つが取り囲んでいる。
 言葉で説明するのは難しい!!
 高さ:161mm, 169mm
作品No.250, 作品No.251
ハンドル付き花器
 色ガラスの上に重曹の粉の着いたガラスを螺旋に巻き付けて泡模様を付け、その上に無色がラスをたくさん巻いて、縦に伸ばし、前後に扁平につぶしてハンドルを両側に付けた。表面に金箔が薄く着いている。
 右の青い花器(No.251)は親戚のMさんに贈げました。食卓の上に飾ってくれているとのこと。そのうち邪魔になって捨てられる運命?
 高さ:252mm, 290mm
作品No.252, 作品No.256

背の高い花器2つ
 左は失敗作。青いガラスの底に穴が開いてしまったので、無色がラスを巻いてごまかした。
 右はこれまでの最大作品。高さ35cm以上あり、床に置いても良い大きさ。表面に銀箔模様が付いている。

 高さ:345mm, 358mm
作品No.253 〜 作品No.255

アイスクラック入りタンブラー

 親戚のMさんに贈げるために作りました。同じ大きさに作りたかったのですが、あまり揃っていません。
 
 高さ:90mm, 101mm, 90mm
作品No.257
 円筒花器
 「銅赤」と呼ばれる濃い赤のガラスを下玉にしたもの。強い光を透かして見ると透明で赤いのですが、そのまま見ると不透明褐色に見える。
 重曹による泡模様と、金箔、銀箔模様が、表面ではなくガラスの中に入っている。
 お正月用に作ったのですが、色が思った程鮮やかでなかった。
 高さ:258mm
作品No.258

丸い花器

 「銅赤」で何の模様もない花器。無色のガラスをたくさん巻いて、表面に無色の層を作ろうとしたのですが、層が薄くて見えない。
 光の屈折の関係で、透明層の厚さが一定以上にならないと透明層としては認識できないのです。
 高さ:120mm
作品No.259, 作品No.260

花器2つ

 底に無色のガラスを多く残し、安定感と色の面白みを出しました。左は銀箔模様。右は金箔銀箔模様と、取っ手(ハンドル)を付けました。

 高さ:174mm, 270mm
作品No.261



 高さが低く、直径の大きな皿を作るのは意外に難しい。これまでうまく作れなかったので、練習のために作ってみました。きれいな形(回転対称形)になっていない。

 高さ:35mm, 直径:135mm
作品No.262

失敗皿

 円形の皿を作ろうとしたのですが、ダルマ(再加熱炉)で加熱すると色の部分が早く柔らかくなり、ひだが入ってしまって、こんな形になりました。大失敗作ですが、何となく味の有る?作品。 

 高さ:42mm, 長径: 153mm
作品No.265

モールねじりタンブラー

 モール(金型)の中で膨らませた後、ねじったもの。
 
 高さ:65mm
作品No.268, 作品No.263, 作品No.267

ぐい飲み3つ

 中央は足の付いたぐい飲み。左右は金箔銀箔を表面に付けたぐい飲み。お正月の「おとそ」用に作ったのですが、少し小さ過ぎました。

 高さ:43mm, 59mm, 45mm
作品No.264, 作品No.269, 作品No.266

ぐい飲み3つ

 金箔銀箔で模様を付けたぐい飲み。上の写真の物よりは少し形が整っている?。それでも作りたかった物よりは少し小さくなってしまいました。

 高さ:57mm, 57mm, 51mm