4.03 第3期(中級?)(2000年1月〜3月)
 第3期から中級?。教えてくれるのはK先生からM先生に代わりました。

 今期は金型(モール)の中へガラス玉を吹込む「型吹き」、全体に着色する方法、色ガラスを螺旋状に巻き付ける「トレーリング」などを習いました。
作品No. 049

 ピッチャーです。ポンテに移した後、吹き竿から切り離した部分をハサミで斜めに切る。長く残した側を注ぎ口にし、短く切り込んだ側にハンドル(取っ手)を付ける。

 ハンドルは作品No.022 や037 とは逆に、上側を先に付け、下側をねじり飾りの形にしたつもり?。

 高さ:90mm
作品No. 051

 モールを使った作品。たてに溝の付いたモールの中に吹込んで表面を凸凹にした後、口を広げたもの。

 モールの形状は「吹き工程」のページの下から2番目の写真を参照。

 高さ:80mm
作品No. 053

 腕型の容器に足を付けてみました。

 高さ:87mm
作品No. 055

 口の部分が広がり過ぎたので、口の部分にひだを付けてごまかした。

 最大径:139mm
作品No. 057

 トレーリング作品。吹き竿を乗せて回転すると、回転しながら少しずつ下がって行く装置(トレーラ)を使い、色ガラスを螺旋状に巻き付けて模様を付けた。

 薄い色を使ったので、はっきり見えない模様になってしまった。

 高さ:100mm
作品No. 059

 トレーラで無色のガラスを螺旋状に巻き付け、本体に溶け込む前に上にガラスを巻くと、本体との段差部分に縦に並んだ泡模様が入る。

 高さ:103mm
作品No. 060

 突起のたくさん並んだモールの中に吹込むと、ガラスに沢山の凹みができる。その上にガラスを巻くと凹み部分に規則正しく泡が入る。

 高さ:129mm
作品No. 062

 突起付きモールに吹込んだ後、青色ガラスの粉を振り掛けて、色を付けた。凹み部分以外の粉をうまく払い除ければ、泡の部分だけに色をつけられるそうですが・・。

 高さ:104mm
作品No. 064

 下玉に帯状に重曹(炭酸水素ナトリウム)を付け、その上にガラスを巻くと重曹の部分に細かな泡が入る。

 高さ:63mm
作品No. 066

 全体に色ガラスのパウダーで色を付け、部分的に重曹を付けて泡を入れた。

 高さ:79mm
作品No. 068

 吹き竿に溶けたガラスをほんの少し巻き、そこに余熱しておいた色ガラスの固まりを付けてさらに加熱。それを膨らませて下玉にすると、上玉は無色でも、みかけ上全体に色の付いた容器となる。

 直径:169mm
作品No. 069

 上記と同様にして黄色い不透明下玉に無色ガラスを巻いて作った壷型の花器。取っ手と足は無色。

 高さ:157mm
作品No. 072

 白い粉と緑のフリットで模様を付けたゴブレット。足は「足広げ」という蝶番のような道具で挟んで薄く広げる。

 薄く広げるのは難しく、厚くて小さい足になってしまった。

 高さ:130mm
作品No. 076

 白(不透明)と青(透明)のパウダーで模様を付けた、取っ手付きコップ。

 まだ綺麗な形にはできない。

 高さ:102mm

 12週で約30個(累計では80個)の作品ができたが、実用になる物はほとんど無い。