4.02 第2期(初級2)(1999年10月〜12月)
 各期は12週。10週目までは最初に先生が新しい技術のデモをしてくれる。それを覚えて練習するのですが、1回見ただけでは覚えられず、失敗の連続です。

 最後の2週は復習または自由製作。自由製作と言っても自由に作るだけの技術がないので、結局先生にデモをしてもらい、その真似をすることになる。
作品No. 016

 アイスクラック:膨らんだ熱いガラスをバケツの水の中に一瞬入れると細かいヒビ(クラック)が入る。

 水に浸ける時間、ガラスの温度、厚さ、などの見極めが難しい。
 クラックを入れた後、何度も焼き戻したため、クラック模様がほとんど消えたしまった。

 高さ:82mm
作品No. 020

 やや深いタンブラー。

 表面の絵は後で描いたもの。

 高さ:104mm
作品No. 022

 取っ手(ハンドル)の付け方を習いました。取っ手の下側はきれいに付いていますが、上側はガラスが冷えて凸凹になってしまいました。

 表面の模様は後で描いた。牛乳用のコップということで、牛の皮膚の模様。

 高さ:115mm
作品No. 023

 足を付けてみましたが、小さすぎて不安定。

 高さ:114mm
作品No. 025

 皿を作るのは意外と難しい。側面だけを暖めようとしても底まで熱くなって、底や、ポンテ竿の付け根が変形してしまう。

 直径:140mm
作品No. 026

 もっと低い皿にしたかったのに、中途半端な形になってしまった。

 高さ:65mm
作品No. 032

 口の広げ方をかえて、ビンにしてみました。

 高さ:109mm
作品No. 035

 底と側面の境をハッキリと付ける。底をパドルで押さえながら、アシスタントにブロー(ベンチブロー)してもらい、底の形を整えます。

 高さ:94mm
作品No. 037

 もう一度ハンドルの練習。意に反し本体が少し彎曲してしまったが、なかなか味の有る形になった。

 表面の絵は後で描いたもの。ビール(麦酒)用のジョッキのつもりで麦の絵。

 高さ:119mm
作品No. 039

 滑らかで首の長い花瓶を作りたかったが、ちょっとゴツゴツとした形になってしまった。

 高さ:137mm
作品No. 042

 第2期も最後の2週となった。自由製作なので、色を付けてみました。学校で用意してくれた色ですが、タンブラーには合わない。

 自分の好きな色を付けたい場合は別途自費で色ガラスを買わなければならない。

 高さ:103mm
作品No. 043

 螺旋模様のつもりではないのに模様がねじれてしまった。加熱時の竿の回転の仕方、口を広げる時の回転の仕方が悪いのか?

 高さ:91mm
作品No. 045

 最終日、先生のまねをして色と飾りを付けてみました。

 この容器は後で(2か月後?)自然に割れてしまいました。熱歪が残っていたのか?

 高さ:45mm
作品No. 047

 花瓶のつもりで作りました。口の部分はピンセットで摘んで引っ張ったのですが、ピンセットの痕が残りデコボコになってしまいました。

 高さ:164mm

今期12回で32個、先期とあわせて累計47個の(役に立たない)作品ができた。