5.2 ロライマ山、クケナンテプイ、遠景


ヘリでロライマ山へ

 宿舎の庭からヘリコプタに乗って、ロライマ山とクケナンテプイへのツアーに向かう。

 向こうに見えているのはクケナンテプイ。近くのようにみえるが、約70km離れている。東京から小田原までの距離とほぼ同じ。片道約30分かかる。



 テプイとはテーブル状マウンテンのこと。山によってテプイ(Tepui)と呼ばれるものと、山(Monte)と呼ばれるものとがある。しかし、地図や案内書ごとに呼び方は一定せず、ロライマ山(Monte Roraima)をロライマテプイ(Roraima Tepui)と記した地図もある。

テーブルマウンテン群(パノラマ)

 左から、ワダカピアポテプイ、ユリアニ山、クケナンテプイ、ロライマ山。
 ヘリの窓越しではうまく撮影できないので、窓を開けて片手でカメラを窓の外に差し出して撮影。

ロライマ山

 標高の最も高いテーブルマウンテン。標高2810m。コナン ドイルの小説”失われた世界”の舞台となった。(右端の少し縦に割れているように見えるのが、小説の中で梯子を架けた岩?)

雲に隠れたテーブルマウンテン

 早朝から午前中にかけては晴れる事が多いが、昼から午後にかけてはこのように雲がかかって幻想的な眺めとなる。

 夕方は乾期でもスコールになる事が多い。